文科省最新調査が示す希望 多様な学びが正式に評価される時代へ
こんにちは。フリースクールあいびーです。
10月29日に文部科学省が発表した2024年度の不登校調査結果について、フリースクールという学びの場を提供する立場から、お伝えしたいことがあります。
■ 報道されない「もう一つの重要な数字」
多くのメディアは「不登校35万人超で過去最多」という数字を大きく報じています。
しかし、私たちフリースクールに関わる者として最も注目したのは、別の数字です。
学校外の機関で学習して出席扱いになった児童生徒:4万2978人(前年度比4346人増)
自宅でICT学習をして出席扱いになった児童生徒:1万3261人(同2794人増)
そして今回初めて明らかになった数字。
学習成果が指導要録に反映された不登校児童生徒:8万1467人
これらの数字が意味するのは、「学校に通えなくても、学びは続けられる。そしてその学びは、きちんと評価される」という時代になってきたということです。
■ 学習の「遅れ」ではなく「ペース」の違い
今回の調査では、不登校の要因として「学校生活に対してやる気が出ない」(30.1%)が最多でした。
30年以上、不登校のお子さんたちと向き合ってきた経験から言えることがあります。
それは、「やる気が出ない」のは、お子さんが怠けているわけではない場合も多いのです。
特に思春期の子どもは、心と体が発達していく中でバランスを崩しやすい時期です。
大人からしたら「そんな事?」と思う事を気にして、自分の殻に閉じこもったり、心や体の不調を起こしがちです。
学校の教室で学びたくてもできない子どもたちへの配慮もされるようになってきています。
■ 8万人の学習成果が評価された意味
今回は、「学習成果の指導要録への反映」も初めて調査対象になりました。
8万1467人という数字は、フリースクールや自宅学習など、学校以外の場での学びが、正式に評価され記録されていることを示しています。
これは進路を考える上でも、とても重要なことです。
従来は「不登校=評価がつかない=進路が限られる」という不安がありました。
しかし現在は、学校外での学習や活動、作品制作なども含めて、その子なりの学びの過程が評価される仕組みが整ってきています。
■ 大切にしていること
文部科学省の調査結果が示すように、支援体制は少しずつ整ってきています。
でも、どんなに制度が整っても、一番大切なのは「お子さん自身が安心して学べる環境」があることです。
私たちは、まず心の安心を取り戻すことを最優先にしています。
勉強は、心が安定してから。 焦らず、比べず、その子のペースで。
30年以上の経験から確信を持って言えるのは、お子さんたちは必ず自分のペースで成長していくということです。
■ 心配なお母さんへ
「学校に行けていないから、勉強が遅れてしまう」
「このままで進路は大丈夫だろうか」
そんな不安を抱えていらっしゃるお母さんも多いと思います。
今回の文科省の調査結果は、学校以外の学びの場も、しっかりと認められ評価されるようになってきたことを示しています。
選択肢は、確実に広がっています。
もし、お子さんの学びについて不安や疑問がありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
フリースクールあいびーは、お子さん一人ひとりの心と体を大切にしながら、保護者の方と一緒に歩んでいきます。
お問い合わせ
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